web上にある、画像や音楽、動画のファイルは普通圧縮されている。それらは、ユーザがわざわざ解凍処理を行わなくとも、ブラウザが自動的に解凍してくれる。
一方、テキストは普通無圧縮で提供されている。ファイルサイズが上記のものに比べて格段に少ないので必要がないわけだ。しかし、XMLの登場で状況は変わるかもしれない。
XHTMLなど、テキストを中心としたXMLは、やはりファイルサイズは小さいだろう。しかし、MusicXMLやSVGなどは、むしろ要素や属性が多く、内容に比してファイルサイズは結構大きくなる。XMLであれば冗長性が高いので、圧縮率も高くなるはずで、結構便利だと思うのだが。
こうして、ファイルサイズを小さくすれば、携帯端末からのアクセスも容易になるし、ICチップやQRコードにデータを格納することも可能になるのではなかろうか。