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新聞記事へのリンク切れ問題。

  • 投稿者: labocho
  • 2008年10月6日 10:01 PM
  • 未分類

ネットの浸透で、紙の新聞の存在感がどんどん薄まっている感があるが、それでも一次ソースとしての役割はいまだ健在である。

大手の新聞社はたいてい自社サイトでニュースを配信しているため、ブログ等でニュースに言及する場合は、そうした新聞社のサイト内の、記事のページにリンクをはる事が多い。

しかし、こうしたサイトではたいてい掲載期限があり、一定期間を過ぎるとページが表示されなくなってしまう。以前、私がフェアユースについて言及したとき、一次ソースとしてリンクしたasahi.comの記事へのリンクを再掲するので、クリックしてみていただきたい。

2009/07/07時点ではこのように表示されている。

「お探しの記事はみつかりませんでした。5秒後に、asahi.comのトップに移動します。」とあるだけ。

本文はおろか、記事名もなにも表示されない。上記の言及記事では(こうなることを知っていたので)見出しと、紙の新聞での典拠を示しておいたので、なんらかの方法でアクセスは可能だが、それが無かったり不十分だったら、何に言及してるのかすらわからなくなってしまう恐れがある。

もちろん、過去の記事を全部無料で提供せよなどとは言わないが、情報に至る道までは閉ざさないで欲しい。見出しと紙の新聞での典拠、有料の新聞記事閲覧サービスの該当記事へのリンクぐらい付けておいてくれれば、新聞社にとっても良いことだと思うのだがどうか。

まあ、いまのところはそういう状況だから、ブログ等で新聞記事へリンクする際は、見出しの完全な転記だけでも付けておくべきだと思います。普通、紙の新聞より配信が早いから、紙の新聞での典拠は書いてないしなあ(上記の例では、わざわざ紙の新聞で確認した)。

ついでに。

トラックバックにも対応したらおもしろいかもね・・・って、掲載期限過ぎたら見られないからだめか。でも、掲載期限のないニュースサイトでもトラックバック非対応のところは結構多いんだよなあ。ノイズを防ぐのが大変なのかもしれないけど。カレント・アウェアネス・ポータルなんか、トラックバック対応してくれるとおもしろそうなんだけどなあ。

ちなみに。

新聞社によっては、見出しの著作権を主張したり、リンクするのに許可を求めたりしてますが、法的根拠はありゃしませんし、社会通念上も気にする必要はまったくないと(私は)思いますよ。

もっとWebサイトっぽいWiki。

何度か書いているが、私はこのブログ以外にいくつかのブログとWebサイトを持っている。

ブログは気が向いた時にちょこちょこと更新しているのだが、Webサイトはかなり長い間更新していない。まあ、いままでならWebサイトで書いてたようなことを、ブログで書いてるというのもあるのだが、楽典などWebサイトで書きたいことがあっても、なかなか更新する気が起きない。

そのもっとも大きな要因は、管理の煩雑さにある。Webサイトの場合、作成・編集の際には・ローカルにファイルを用意し、いちいちFTPで転送しなければならない。デザインを変えるとなればかなりの大仕事になってしまう。一方で、ブログやWikiならWebブラウザ一つで、記事の作成・修正ができ、デザインも気軽に変更できる。

しかし、ブログやWikiでは、一般的なWebサイトのように、構造的に整理されたコンテンツにアクセスさせるのが難しいように思う。タグ付けやカテゴライズの機能もあるとはいえ、個々の記事の羅列という印象が強い。

既存のWikiでもデザイン一つで、もっと一般的なWebサイトっぽくなると思うのだがどうだろうか。Webサイトデザインにもいろいろ定石があるので、その辺参考にして作るとなかなか便利なものが出来そうな気がする。

悪意とWeb2.0。

ここ数ヶ月、このブログのコメントにスパムがよく入る。

記事に関連性のある広告なら目くじらたてるほどの事ではないと思うが、全く関連性のない(しかも品のない)広告となると、怒るのを通り越してあきれてしまう。

いわゆるWeb2.0の世界は、不特定多数の善意によって成り立つ。ブログなら書き手の許可なくコメントやトラックバックを入れれるし、Wikiでも記事の追加・編集・削除までできる。

こうしたシステムは悪用しようと思えば、いくらでも悪用できる。広告書き込みはいくらでもできるし、誹謗中傷、ねつ造も簡単だ。

Web2.0以前の常識では、こうしたシステムがうまくいくとは思えなかった。私にとって初めてのWeb2.0的サービスのWikipediaを見た時には、かなり驚いたものだ。

現在そうしたサービスでは、少数の悪意に対し、多数の善意によって一定のクオリティを保っているわけだが、このバランスはサービスによって異なるし、刻々と変化する。一度、悪意が優位となれば、サービスが崩壊することもありうる。

ネット上のサービスに限らず、善意で成立する社会において、悪意の存在はあらゆる点で自由を制限する。たとえば、建物のセキュリティを強化することで、善意の人間に不要な面倒をかけさせ、行動を制限し、コストの一部を負担させてしまう。世界中の国の軍事費が不要になれば、どれだけ豊かになるか考えてみてもいい。

まあ、現実的には善意の者が受ける制限と、悪意の者から受ける被害とのバランスをとってシステムを構築するしかないのだろうが、顔も見えない不躾な人たちのせいでこんな苦労をせねばならないというのは、どうも釈然としないところがある。

スパム業者はこんなことどうでもいいんだろうが、全くどうにかならんものか。

小沢氏党首辞職会見とその反応について。

久しぶりに政治関連の記事。

小沢氏が民主党首を辞した。

そのこと自体についてどうこう言うのは、自分の政治に対する関心の薄さを露呈することにしかならないと思うので、やめておく。今回、気になったのは小沢氏のマスコミ批判とそれに対するマスコミの反応である。

今日(11/4)の記者会見で、小沢氏はかなり露骨にマスコミの報道姿勢に対して批判した。時間的にもかなりの部分をそれに当てていたし、質疑応答でも発言の端々に滲み出ていた。

しかし、それに対するマスコミの反応はどうだっただろう。

あれだけ、痛烈に批判されたなら、質疑応答で何らかの反応があるかと思ったが、関連した質問は何も出なかった。まあ、限られた質疑の時間で、他に訊くべき質問があったのは理解できる。

問題は、ネットでの報道である。

Googleニュースから7つくらいのニュースソースをチェックしたが、このマスコミ批判について触れられた記事を、遂に見つけられなかった(11/4 18時時点、全てのニュースソースを精査したわけではないが、普段は複数のニュースソースをチェックすることさえ少ない)。まだ、速報的な報道が多いとはいえ、あれだけの時間を割いて語られたことが、全く触れられていないというのはどうだ。

そもそも、私がこのニュースを知ったのは会見が終わってからである。TVでは相変わらず断片的な報道しかしていないので、会見を見ていた父から話を聞き、確認のためネットで情報を探したのだ。しかし、ネットでの報道ではマスコミ批判について全く触れられていないことに驚き、民主党のウェブサイトからノーカットの記者会見映像(※2009年8月現在リンク切れしている)を見た次第である。もし、父から話を聞いていなかったら、ここまで調べることもなかっただろうから、マスコミ批判発言の存在自体気づかなかっただろう。

日頃、情報の信頼性に常に疑問を抱くよう心がけていたが、ここまで恣意的な報道が行われているのならば、正確な情報を得るのは本当に難しい。もはや、日常的には不可能と言ってもいい。

真にジャーナリズムの発現たる報道がなされるためには、どうすればいいのだろうか。今回、民主党のウェブサイトでノーカットの会見映像を見られたように、ネットが一つの突破口になりうるとは思うのだが。

追記:翌日(11/5)の朝刊での報道状況

まずは、小沢氏に批判されなかった2紙。

  • 朝日新聞:マスコミ批判発言について触れず。
  • 日本経済新聞:5面に会見での発言を全文掲載。それ以外では触れず。

以下、それ以外。

  • 読売新聞:1面で強く批判・反論。
  • 毎日新聞:29面で否定的に報道。
  • 産経新聞:5面でやや否定的報道。

結構、違いが出てますね。日経の全文掲載はすばらしい姿勢だと思う。なお、掲載面は地方や版により異なる可能性がある。

追記

「辞した」って書いたけど、戻ってきましたね。なんだかなあ。

辞職会見後の民主党の人たちの反応が的外れに思えたのは私だけか?

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