先日、名駅タワーズにある新星堂をふらついてて、「せっかくSACD再生できるコンポ持ってるんだから、なんかクラシックのSACDを買ってみよう」と思い立って、探してみる。
で、見つけたのがコレ。
モーツァルト「レクイエム(死者のためのミサ曲) K.626」
指揮/ニコラウス・アーノンクール
演奏/コンチェントゥス・ムジクス・ウィーン他
録音/2003.11.27-12.1
1.SACDである
2.2000円とお手軽である
3.モツレク大好きなのにBSを録画したDVDしか持ってなかった
4.自筆譜がPCで見れるらしい(!)
5.「古楽とは何か」を読んで、アーノンクールの演奏を聴きたかった
6.ケースがちょっと珍しいカタチ(笑)
・・・と、条件そろいすぎだったので即購入。就活でお金無いのにねえ(笑)。
で、買ってみて、SACDの音質に満足し、PCでは自筆譜を見ながら演奏が聴け(譜めくりもしてくれる)、これだけでもかなり満足ですが、やはり命は演奏。
印象は「鮮烈」。
語弊を恐れずに言うと、現代音楽のような響き。普通の演奏で聴かれる、古典派の素朴な感じはいっさい無い。この演奏を聴くと、普通の演奏がいかにロマン派的かよくわかります。
私は現代に生き、作曲当時の演奏を聴くことはできないので、これが当時の演奏に忠実かどうかはわかりません。
でも、私は、まぎれもなくこの演奏が好きだ。
アーノンクール様、感服いたしました。