asahi.com:著作物利用拡大へ法改正 ネット配信向け政府方針 - 文化・芸能asahi.com 2008年05月27日03時03分あるいは朝日新聞2008年5月27日13版1面 > 政府の知的財産戦略本部(本部長・福田首相)は著作権法を改正し、他人の著作物を利用しやすくするために新規定の創設を検討する方針を固めた。グーグルに対抗した次世代のネット検索エンジンの開発など、ベンチャー企業が新規事業を起こしやすくするのが狙いだ。
具体的には米国の著作権法にある「批評、解説、報道、研究などを目的とする、著作物のフェアユース(公正な利用)は著作権の侵害とならない」という規定の日本版創設を検討する。米国ではこの規定によって、ネット検索エンジンの開発などがしやすくなったとされる。
ちょうど、ブログで他サイトの画像を載せるとか、本の表紙を載せるとかって、日本の現行の著作権法では権利侵害になる可能性があるよなあ、どうにかならんかなあ、というような事を書こうと思ってたところにこのニュース。
単純にいうと「権利者の不利益にならなきゃ人の著作物使っていいよ!」というアメリカのわかりやすいシステムを導入しようということ。
まあ現行法でも、裁判になれば、上にあげたようなケースは不起訴や無罪になりそうなもんだけど(引用とか私的利用とかそのへんで)、やはり積極的に認めてくれるのは嬉しい。
いっそのこと版面権の積極的な否認もしてくれればいいのに(笑)。