ヴァーチャル粘土への道。

一時期3DCGをかじった事がある。いくつかソフトを使ってみたが、結局挫折。で、最近またやりたいと思ったので、いろいろ考えてみた。(ところでヴァーチャルって最近言わんなあ。なんかよく分かって無さそうな人がたまに言うけど。)やはり、インターフェイスに限界があるのではないだろうか。通常、3DCG作成ソフトでは、マウスを利用して造形していく。しかし、マウスの動きはタテヨコの二次元である。人間が普通に粘土から造形する場合には、指や道具は三次元の動きをする。この差異が3DCGの造形を難しいものにしているのではないだろうか。ということで、提案したいのが「マウスの2個使用」である(いや、本気ですよ)。右手・左手両方にマウスを持って、操作する。そうすれば、タテヨコ×2=四次元もの動きが可能になる。おそらく、初めのうちは異様に操作しにくいだろうと思う。だが、人間は適応する動物である。数日としないうちに、直感的な操作ができるはずだ。たぶん。きっと。そうすれば、三面図で家を造るようなインタフェイスや、どんどん複雑になる3次元のベジェ曲線、一つ一つ書いていくポリゴンとはおさらばだ。ちなみに普通にマウス2個つなぐと、競合して二次元の動きにしかならないみたいだから、ドライバから作らないといけないかも。だれか、作って下さい。

追記:なんて、書いてたら、実際に作ってる人がいました。・2台のマウスで2つのマウスカーソルを同時操作「デュアルマウスTool」・日刊イトイ新聞「ご近所のOLさんは、先端に腰掛けていた。」よりVol.47 マウス2つで操作するインターフェース上記のものとは関係ないけど、やっぱり操作も慣れればOKみたい。

ちなみに、大昔に使って割と好印象だったのは、trueSpaceとMetasequoia。そういえば、Mayaがフリーで使えるとか昔聞いた気もする。また調べてみるか。