- 2008年7月25日 2:48 AM
- 未分類
最近よく思い浮かぶ言葉が2つ。
追いつめられた犯人もあの娘と同じように動機を作り替えることがあるんです・・・・
現実の辛さから逃れるため・・・・
自分を騙してあげるってコト・・・・・・・・
犯罪交渉の現場でも犯人が正直に心の内を語ってくれるとは限らない・・・・・・
記伊孝「犯罪交渉人 峰岸英太郎」2巻, 講談社, 2002
でも人間の嘘の中にはもっと深い真実が隠されていることもある・・・・・・, pp.35-36.
昨今の(いや前からか)凶悪犯罪に対して、動機が短絡的だという批判がよくされるけど、加害者の語る動機をそのまま受け取って、それに対して脊髄反射的に反発するのはいかがなもんだろう。
決して加害者に同情するわけでなく(いやほんとにかなり憤りを感じてますよ)、根本的な原因(しばしば本人も気づいていない)を見つめないと、的はずれな予防策しか打てないんじゃないかと思ったわけで。
カントは道徳法則をつぎのようにあらわした。
「あなたの人格およびあらゆる他の者の人格における人間性を、常に同時に目的としてとり扱い、けっして単に手段としてのみとり扱わないように行為せよ」
平木幸二郎ほか「倫理」 東京書籍, 1998.2, pp.78-79.(※高校の教科書。原典は「道徳形而上学
」かと思われます。読んでないので孫引きで失礼。教科書ってISBNないんだなあ。)
高校の授業で習った時はよくわかんなかったけど、最近思い出してカントいいなーと思った。いまの日本に必要な意識だと思う。
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- http://penguinlab.jp/blog/post/165/trackback
- トラックバックの送信元リスト
- よく浮かぶ言葉2つ。 - 情報と音楽 より
