死因。

日頃自転車に乗っていると、車が怖い。

数100kgの物体が時速40〜60kmで鼻先を掠めるのだから当然だ。

しかもそんな乱暴なものが少し傷ついただけで揉め事がおこる。

非現実だとわかっていても、車社会が終わるよう願いたい。

で。この記事を書くにあたって、交通事故死亡者がどのくらいいるのか、厚生労働省の人口動態調査(平成16年12月分第6表)を参照した。(なおこのデータ、結構わかりにくいとこにあります。トップ統計調査結果厚生労働省統計表データベース厚生労働省統計表データベースシステム→統計調査一覧→人口動態調査→平成16年→平成16年12月分 第6表 死亡数,性・年齢(5歳階級)・選択死因分類別(概数)で見られます。)

そこでまず驚いたのが、3大死因の割合の高さ。悪性新生物(癌)、心疾患、脳血管疾患だけで6割を占める(ちなみに交通事故は1%)。

そして次に気になったのは「自殺」。

交通事故のすぐ下にあるのだが、交通事故の死亡者1062人に対し、自殺者2410人。2倍を超える(ちなみに男性1779人、女性631人)。

さらに、各死因別に、どの年齢層が最も多く死亡しているかをマークしてみた。するとほぼ全ての死因で、70-99歳にマークが入った。例外はわずか2件。「自殺」と「乳ガン」だ。どちらも55-59歳。どちらもTVなどで話題になっていたが、これほど特異だとは思ってなかった。

皆さんも、気をつけましょうね。