ユーザーインタフェイス(UI)について

ソフト開発をしていると、実は一番手間がかかるのがユーザーインタフェイス(以下UI)だと思うことがある。

大規模なソフトウェアや、速度を求められるソフトウェアでは、処理部分に時間がかかるのかもしれないが、私の作るような簡単なものの場合は、間違いなくUI関係に時間がかかる。

最近ではGUI=グラフィカルUIが当然だが、このGUIというやつはユーザからのアクションが予想しにくいというか、あらゆるアクションに対応しなければならないために、コードが煩雑になり、例外(エラー)も起こりやすくなる。

さらに、ファイルを処理するユーティリティだと、「ファイルを開く」ボタン(あるいはメニュー)、ウィンドウへのドラッグ&ドロップ、コマンドライン引数でのファイル指定、のいずれにも対応するのが、結構めんどくさい。

また、Tabによるフォーカスの移動や、Enterを押した時の動作なんかも、操作性に大きな影響を及ぼすので、頭を悩ませる。

ただ、特に簡単なソフトは使いやすさが命なので、UIで手を抜くわけにもいかず、「自分で使うだけなら楽なのに」と愚痴を言いながら、コードを書くわけである。

基本的なUIをウィザードかなんかで簡単綺麗に作れる(変更できる)と、だいぶやる気がでるんだけどなあ。