ソフトテルミン作っちゃう程にテルミン好きな私ですが、実はまともなテルミンは弾いたことがない。いつかはEtherwaveほしいけど、ほかに欲しいものいっぱいあるしなあということで。
テルミン作ってみました。
ほぼ「テルミンを作ろう!」に従って製作。初心者以前な私にもわかりやくて大変ありがたいサイト。
上記サイトと異なるのは以下の点。
- 5600pFのマイラーコンデンサが売ってなかったので4700pFので代用。
- アンプとかにつなげるのに便利なので出力は標準サイズ(φ6.3mm)に。
- 「コイルなんて売ってないよ!」と思ったら、マイクロインダクタという名前で普通に売ってました。
- テルミンminiでアースの重要性を思い知ったので、電池のマイナス端子(から出てる線)に線つないで、アース線を出した。先っちょの輪っかを手で持ちながら演奏すると、音程が安定して音域も広がる。
- ケースはvodafoneの説明書ケースを流用。サイズぴったしで、3Gロゴもいかす!
「大人の科学」のテルミンminiよりはいい音します。あいかわらず音量調整はできないけど。気が向いたら録音かビデオをアップします。
ちなみにかかった費用は、テスター(980円)込みで5000円くらい。そこそこかかってます。
以下、製作記。 先週の土曜日(11日)に買い出しにいく。店員さんに手伝っていただいてなんとか買ってきたものの、うちに帰ってきたら部品足りてない・・・。とりあえずある部品だけ配置してみる。
次の日曜(12日)に足りてなかったボリューム1つを買って配線しだす。うわ、トランジスタ6個も足りてない!馬鹿だ私!
次の月曜(13日・祝日)にトランジスタを買いに。いい加減店員さんに完全に顔覚えられてるはず。で、配線してテスト・・・鳴らない・・・。
次の土曜日(18日)、きっとハンダづけが下手だから、配線できてないか、熱で部品壊しちゃったんだろと思って、テスタを買いに。たぶんそんな高機能いらないので一番安いのを買ってくる。で、いろいろ見てみても問題ない。おかしいなあと思ってもっかいテストしたら・・・鳴った!たぶん、線巻き付けてたとこが接触悪かったんだな。この時点でアンプにつないだりしていろいろ楽しむ。
で、今日(月曜日・20日)、目をつけておいたケースに組み込む。ケース加工用の工具なんてないので、キリと木工用ドリルで穴をあけ、ラジオペンチを突っ込んで拡張という荒々しい加工。でも意外と綺麗にできた。
ということで、製作日数5日。実質10時間くらいかな?
で。
意外とうまくできたんで、2号機も早々に計画中。いろいろ探してたらテルミンの世界標準、moog社のEtherwaveのクローンの回路図を公開してるサイトを発見。
おお、なんか作れそうだぞ、これ。数ヶ月くらいかけて作ってみたい。
追記(2008/10/21)
気が向いたので動画撮ってみました。音はライン端子から別録り。