バカみたいなタイトルですが、(たぶん)本気でバカなことやってる論文の話。
今日、仕事でアメリカ化学学会(American Chemical Society)のWebサイトをみてた時に偶然発見。 Synthesis of Anthropomorphic Molecules: The NanoPutiansStephanie H. Chanteau and James M. TourJ. Org. Chem., 68 (23), 8750 -8766, 2003. 10.1021/jo0349227http://pubs.acs.org/cgi-bin/abstract.cgi/joceah/2003/68/i23/abs/jo0349227.html タイトル訳すと「擬人的分子の合成:ナノプシャン」。そう、構造式が人にみえる分子の合成方法を解説した論文。すげーかわいい。
リンク先から全文読めるんですが、色んなポーズつけさせたり、頭を付け替えてキャラクターを変えたり、いっぱいつないでみたりと、充実の内容。
一部では知られてるみたいで、Wikipediaでも日本語版・英語版に記事がある。
教育目的(子どもに興味を持たせるため)って言ってるけど、そんなの二の次で本人たち絶対楽しんでやってるよなー。でも、こんな研究をしちゃう研究者と、それを載せちゃう編集委員会がお茶目で好きです。