今日は2月29日。閏日である。
や、さっき偶然気づいただけだし、閏年の2月29日を「閏日」と呼ぶことも、さっき調べてはじめて知ったんだけど。
蝕の時にも思うけど、閏日の存在も、なんとなく身近に天体を感じられる気がする。人の世とは関係なく、規則的に宇宙は運動していて、時折、人の世にちょっと顔を出す(本当は切り離せるはずもないが、当たり前すぎて忘れてしまうので)、という感じがして、子供時分から天体が好きだった身としては嬉しくなってしまう。
ところで、今は1年365日でほぼ4年に一度閏日を入れるだけだが、太陰暦だったころは、閏月を入れて1年が13ヶ月だったらしい。「そんなんでいいのか!」と思ってしまうが、太陽暦における月 - もはや月の満ち欠けにほとんど関係ない - を受容している我々も「そんなんでいいのか!」だよなあ。
まあ、人間の文化と宇宙の摂理というのは必ずしも対応してなきゃいかんわけではないので、星占い(あえて占星術とはいわないが)に蛇遣い座を入れるとか、ホルストの組曲「惑星」に冥王星が入ってないから付け足すとかは、まあ、悪いとは言わないが、ヤボだな、と思います