前々から思っていたことだが、英語の読み書きができればどんなに世界が拡がるかと思う。いや、読みだけでもいい。
聴いて話すことができればそりゃあ理想的だが、まあ、いまのところ必要ではない。一方で、読む機会は結構あるのだ。
最新の情報の多くは英語で提供される。日本発のものは日本語で得られることが多いが、学術論文などは日本発でも英語でしか提供されない場合がある。
また、マイナーな情報も英語でしか得られない事が多い。実際には他国語も多いのだろうが、やはり英語が目立つ。翻訳するにしても、まず英語、というのは多い。一番、実質的な読者が多いのだろう。
仮に翻訳があっても、誤訳の可能性があるし、どうしても日本語としては読みにくい文章になってしまうので、原語で読めるのが望ましい。
具体的には、音楽学や情報学、一部の生物学の文献で、英語のもので読みたいものがあるし、最新のWebサービスにも英語が多い。やはりWebを通して、英語が身近になったというのもあるのかも。
しかし、日本の英語教育は会話能力が弱い、とよく言われるけど、読み書きだってどうなんでしょう。私がダメなだけかもだけど。
まあ、教育のせいにしてもしょうがないので、徐々に読む練習をしましょう。最近はいろいろ便利なツールもあるし(ああ、英辞郎第3版がほしいなあ)。