SNSってどうなん?

SNS(Social Networking Site)について、TVで紹介してた。

その一つであるmixiについて、一度は誘われ、断ったものの、あまりにも普及してきて、疎外感もおぼえつつある。

でも、正直めんどくさくないんだろうか、と思う。

SNSではリアルの知り合いから紹介を受けるのが前提なので、その関係をワイヤードでも引きずる。そうすると、日記を書くにしろ何にしろ、そうした知り合い、さらに顔も知らない、知り合いの知り合いにまで閲覧される事を前提に書かなければならない。

まあ、当たり障りの無いことばかり書けば問題はないのだろうが、書きたいことが書けなかった時、書く気が萎えないのだろうか。私は、自分のHPで書いていた日記で、そうした状態になったし、今このブログでも感じている。

人は相手によって仮面を変え、態度も話題も変える。これは当然の事だ。どんな相手に対しても素で付き合っていては、様々な軋轢が生じ、全員と関係を持続するなど不可能だ。それが、SNSでは共通の友人を通して、別の仮面を見られてしまう。

さらに、友人の発信する情報に、常にアンテナをたてておかねばならない、という状況も生み出す。実際、そういう状況で私は疎外感を感じるわけだ。だが、友人関係を保つために一人の時間を割いて、義務的に見なければならないとしたら、ふとしたきっかけで、苦痛にならないだろうか。そして、何らかの理由で参加しない・できない友人を疎外してしまっていいのだろうか。

・・・やはり、誰ともある程度の距離をおきたい私などには、人とつきあう資格などないのかもしれない。いっそドライな人間になれたらいいと思うのに、寂しがりだから手に負えんな(笑)。