歳を取るということ。

先日、歳をとった。

もう、誕生日がくるのがあんまり嬉しくない感じだ。

・・・というのは建前というか常套句というかで、実はほとんど気にしていない。実年齢なんて大した意味はないのだ。身体と精神が重要なのだ。

ちょうど一年前の誕生日に、手帳にメモした文章が、いまでも私の人生観を示していると思うので、抜粋する。


また歳とった。

20才越えると、誕生日が嬉しくなくなってくるってのは事実だ。

いやいやこれは「若さ史上主義」に侵されている。

猫は歳いってた方が可愛いし、人間だって歳を経て魅力的になるものだ。前向きな歳のとりかたをしようじゃないか。

ところで、人生80年としたら、いま30%ほど生きたことになる。焦る。

いや、まだあと2/3も残ってるんだ。ここ数年で人生決まりそうに考えてしまうけど、まだ2/3もあれば、どんな予期しない事が起こるか知れない。

そういう時に何も変わろうとしなかったら、それが「老い」なんだろう、と思う。