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2008年8月のアーカイブ

何語かわからんメールが来たら。

こないだ(だいぶ前だけど)、仕事で使ってるメールアドレスに何語かわからないメールが来た。

タイトルからして読めない。

Subject: Sağlıklı Yaşam için 5 dk.

で、とりあえず私用のアドレスに転送しといて、何語か調べてみた。

いろいろ試してみてよさそうだった調査法を書き留めておく。

Wikipediaのサイト検索

はじめはGoogleで単語を検索してみたわけだが、ヒットしてもそれが何語なのかはわからない(書かれていないor書いてあってもわからん)。一応トップレベルドメイン(jpとかukとかね)である程度の判断はできても、言語と対応していない場合が多すぎて確証にはならない。

そこでGoogleのサイト検索で「wikipedia.org」を指定して単語を検索した。

Wikipediaは各言語別(国別でない点が重要)に分かれているし、言語がサブドメイン名(ja.wikipedia.orgやen.wikipedia.org)に出てくるので「wikipedia.org」のサイト検索で横断検索できる(言語がトップレベルドメインで分かれてると、こうはいかない)。

ということでGoogleで「site:wikipedia.org Sağlıklı」として検索してみると、1つ目こそen.wikipedia.org(英語版)の記事(ちなみにIstanbul Marathon)だが、あとはずっとtr.wikipedia.orgが続いている。

たぶん、このサブドメイン名はISO639の言語コードに基づいてるので、trは「トルコ語」であることが推測できる。言われてみれば、トルコ音楽のCD(これやらこれ)に出てきた曲名と雰囲気が似ている気がする。

まあ、これで調査はほぼ終わりなのだが、何が書いてあるかも気になるので・・・

翻訳サイトで翻訳してみる

いろいろ翻訳サイトを探してみたら、下記のサイトが多くの言語に対応していた。

もっともこのサイト、いろんな翻訳サービスのゲートウェイであり、日本語関係だとexcite翻訳が出てきたりする。

で、先ほどのタイトルを入力、翻訳してみる。

Healthy life is of inside in 5 dk.

たぶん英語おかしいけどまあ機械翻訳だから・・・。

本文も入れてみたら「リフレクソロジー」やら「マッサージ」やら出てくる。

あれ?もっといかがわしい薬やら投資話やら学位売りますやらかと思ってたらそうでもない?

ちょっと不安もあるけど、メールに書いてあったURLをブラウザに入力してみる。

terlikal.jpg
※一応自己責任で。9割がた問題ないけど。

・・・・・。

トルコから健康サンダル買うかー!!

フォトログ。

携帯電話でちょっとした写真を撮っても、量が少ないし質もよくないので、ブログで一つ記事を作るほどでもない、というケースが割と多かった。

そこで、日常のログとして写真をアップしていって、コメントつけるくらいがちょうどいいなと思って、fickrにPhotologというsetを作ってアップすることにした。はじめて試したけど、ちゃんと日本語も通るんだなあ。Unicodeってすばらしい。

携帯電話から写真を貼付してメールを送るだけでもアップできるようなので、通信料さえ気にしなければほんとにログとして使えるよなあ。

惜しむらくは携帯電話で撮るとExif情報が全然つかないことか。

辞書を片手に。

昔は、自分の語彙が少なかったので(たしか高校生くらいまで「語い」って何だと思ってた)、国語辞典を傍らにおいて本を読んだりしていた。

今は当時よりは語彙が多くなったとはいえ、軽い文章を読むことが多いので、辞書を引く習慣はすっかりなくなり、電子辞書ですら引くのが面倒になってしまった。

そんな私にぴったしなGreasemonkeyスクリプト。

Altキー(別のキーにも設定可)を押しながらマウスで文字列を選択すると、複数の辞書サイト/検索サイトを横断検索して、結果を表示してくれるスクリプト。

この説明だけだと良さがわかりにくいけど、実際使ってみると、ストレスなく引ける(検索するというより辞書を引く感覚に近い)のがすばらしい。ページ遷移無いし、数秒で、しかも平行して引いてくれるし、見終わったら元々のページワンクリックで消えるのも良い。日本語と英語を判別して、それぞれ検索するサイトを設定できるので、日本語・英語両サイトで非常に便利に使える。まだ試していないが、文章の翻訳サービスも利用できるらしい。

これだけストレスなく使えると、次々と意味があいまいな語を調べて読めるので、文章の理解も深まるし、語の勉強にもなる。コンテンツは他頼みだし、ものすごい技術を使ってるわけではないけど、いいインタフェイスを作ることで、ユーザの行動まで変えてしまうというのは、なかなか興味深い。

これのためだけにFirefoxインストールしても損はないよ、と言えるくらいオススメです。


以下、導入についてのメモ。

Greasemonkeyスクリプトなんで、当然Firefox+Greasemonkey必須。

スクリプトの導入もちょっとややこしいので、上記ページのビデオをよく見ながらやって下さい。

「初期化してください」ってところで、右下でなんかやってるのは、Greasemonkeyのおサルのアイコンを右クリック→ユーザスクリプトコマンド→Fast look up JP and EN – reset settingをクリックするみたい。

私の環境ではAlt+Yでメニューを出したら黒っぽいボックスしか表示されなかったので、ブラウザ再起動してAlt+Yでちゃんと表示されました。

好みの音楽を流してくれるネットラジオ「Last.fm」を使ってみた。

いままで、検索で何度かひっかかってたけど、よくわかんないので使ってなかった「Last.fm」にユーザ登録して、使ってみた。

最初、ちょっととまどったので、

を参考にした。

サイトを見た感じだと音楽をキーにしたSNSっぽい印象で、SNS的な機能もあるんだけど、肝は特定のキーワード/タグをもとに選曲してくれるネットラジオ。

ジャンルなどのキーワードだけでなく、ミュージシャンの名前を元に選曲してくれるのが予想以上に便利。現代音楽は無いだろと思って「Steve Reich」て入力したら、George LigetiやJohn Cageが出てきてびっくり。ほかにも聴いたことないけど「いいなこれ!」の連発。

「こういう感じの音楽好きなんだけど、どういうジャンルかわからんから探せん!」という時にぴったり。あとは「○○の曲聴きたい気分だけど、さすがにもう聞き飽きた!」とかね。

普通のネットラジオだと、ジャンル分けの範囲も広すぎるし、CM入るし、曲飛ばせないし、といろいろ不満があるけど、これだと曲の範囲が絞れるし、CMないし、曲飛ばせるし、気に入った曲をチェックしておけるしと、かなり便利。音質は悪いけどね。

Amazonやレコード会社の試聴と違って1曲まるまる聴けるというのも大きい。普通のラジオ局みたいにレコード会社と包括許諾契約してんのかな。でもどこでお金稼いでるんだろ。

Webのほうでも、再生履歴をもとに嗜好の似たユーザをサジェストしてくれたり、各ユーザの再生履歴の中からラジオ再生もできるみたい(iTunesからインポートした再生履歴はこれに含まれない?)。

で、これが私のユーザーページ。

まだよくわからんので、いろいろ試し中。

『「版」の誘惑展』に行ってきました。

名古屋に用事があったので、ついでに名古屋市美術館に寄って『「版」の誘惑展』に行ってきました。

美術展に行って「お、この作家/作品いいな」と思ってもすぐ忘れちゃうので、特に気になったのをいくつかメモしときます。

設楽知昭「鏡ヨリモノタイプ(手と目/頭部・胸)」(1989)

楕円の鏡に特殊なインク(パンフには「カーボン(炭素)をリンシード(亜麻仁油)で溶いた絵具」、とある)と、特殊な印刷法(同じく「雁皮紙を載せて、さらに和紙を裏打ちして、それを鏡から引き剥がす」)で制作された、一点もの(モノグラフ)の版画。

通常の版画技法・絵画技法では出なさそうな、インクの筆致がおもしろい。

10点あるが、いずれも同じ鏡(これも展示されていた)を使い、異なる図像を描いて(?)いる。

河原温「百万年?未来」(1982)

ハードカバーに装丁された数冊の本。背には「ONE MILLION YEARS」の文字。

中は作家自身がタイプし、コピーした西暦年号がびっしり百万年分(たぶん)。

「928653AD」なんてのを見て、絶対存在しないだろう未来に思いを馳せるのは楽しい。

デイヴィッド・ホックニー「6つのグリム童話のための挿絵」(1969)

タイトルのとおり、本の挿絵。エッチングとアクアチント。

なんか好きな絵。文章と合わさることで両者がより引き立つ、挿絵の鑑。

藤本由紀夫「PRINTED EYE」(1988)

机に置かれたファインダー(いやどうみてもカメラのフラッシュなんですが)を覗くと、なんか文字らしきものが見える。で、横にあるスイッチ(いやどうみても発光スイッチなんですが)を押すと、覗いてるところでフラッシュが発光して、さきほど見えた文字が視界に浮かんでくるという恐ろしい装置。

展示の締めくくりに来場者に「印刷」していくというのは、なかなか粋な計らいですね。


あと今回、パンフレットがかなり凝ってた。普通、美術展のパンフって、1枚っぺらか2つ折のペラペラの色紙に展示作品リストが載ってるだけ、というのが多いけど(別にそれで十分なんですが)、この展覧会では、ほぼA5版で全26P中綴じのずいぶんしっかりしたものをくれた。

中身も、簡単な見どころ紹介と、割と細かい解説に分かれてて読みやすい。趣向としては、よくある子供むけのガイドに近いけど、細かい解説がついてるとだいぶよいですね。


いま書いてて思ったんだけど、美術作品の典拠ってどうやって示すんだろ。作家名・作品名・作成年でいいのかな。

でも、それを見た人はどうやってアクセスするんだろうか。作品集や展覧会図録が出版されててそれに載ってることがわかれば、それを引けばいいけど、今回みたいに展覧会図録が作られない場合もあることだし、一度も出版物に載ってないものってかなりの数あるんじゃないか?

それでもまだ、美術館蔵のものは、その所在を示せばなんらかのアクセスはできるだろうけど、個人蔵のやつはどうするんだろ。でも、美術館はその個人蔵の作品を借りてきてるわけだから、なにかしら作品の所蔵情報は持ってるんだろうな。

あ、ちなみに上に挙げたものでは設楽氏・藤本氏の作品が個人・作家蔵、河原氏・ホックニー氏の作品が名古屋市美術館蔵だそうですよ。

Googleリーダーでフィードをフォルダに移動できない。

日々愛用のGoogleリーダーだが、どうもバグがある。

以前は「登録フィードの管理」でフィードをフォルダに移動できたのだが、「フォルダに追加…」あるいは「フォルダに変更…」をクリックしても何も起こらなくてなってしまった。

Firefox(ちなみにバージョンは3.0)だからだめなのかと思ったけど、IE(7.0.5730.13)でもSafari(3.1.2(525.21))でもだめっぽい。

Firebugで見てみるとhttp://www.google.co.jp/reader/ui/3042892070-ja-settings.js?hl=jaの137行目で「self.va is not a function」というエラーが出てる。ソース見たけど、長いし整形されてないしでやる気なくした!

まあ、こんなとこで書いててもしょうがないんで、Googleにメール送ろうと思ったら・・・

お問い合わせいただきありがとうございます。 お問い合わせは下記の言語でお送りいただきますようお願いいたします。 現在のところ、お客様の言語ではメール サポートを提供しておりませんのでご了承ください。

English

サポートに連絡する – Google リーダー ヘルプ センター (2008/08/04 accessed)

とのこと。私が英語だめなのを知っての狼藉か。


追記(2008.8.7)

いつの間にか直ってました。

CiNii簡易検索の結果をRSS等で返すpipe。

仕事で使えるかもと思って作成。Pipes楽しい。

指定したキーワードでCiNiiを簡易検索した結果をRSS等で返してくれるpipe。

pipeについては前記事参照。

Pipes: CiNii Simple Search RSS

ほんとは詳細検索のが便利なんだけど、簡易検索は入力フォームが1つだけだから試作に向いてるかと。

ただ、CiNiiは文字コードがEUCで、PipesはUTF-8なんで、日本語通りません。実用性がた落ち。Pipesのモジュールで文字コード変換ができるか、文字列と変換前後の文字コードを送ったら、文字コード変換して返してくれるWeb APIがあればいいんだけどなあ。(公開してる)サーバがあれば、作るのはすぐできそうなんだけど。


CiNiiは検索の際にJavaScriptで前処理してるので、Googleカスタム検索でクエリ文字列を知ることができない(カスタム検索しても検索できない)。今後のためにもブラウザからpostしたデータを知る方法を探してたら、さすがはFirefox。アドオンで発見。

サイドバーでベースURLとReferer、GETとPOSTのパラメータを表示してくれて、かつ、パラメータを増減・変更して再送信もできる(ここ重要!省略可能なパラメータを見極められるし、パラメータの違いでどう変わるか簡単に試せるのは便利)。

PipesやGreasemonkeyでWebサービスハックする時、Firebugと並ぶ必需品になりそう。


余談ですが・・・。

学術情報だと和洋とりそろえたGoogle Scholarが便利なんですが、Pipesからアクセスすると403エラーを吐いてくださる(アクセス拒否されてる)。しょうがないんで、HTAでシステマチックにデータ取得できないかといろいろ試してたら、突然アクセス拒否!たぶん短時間にリクエスト出しすぎたんだな。その後数時間いっさいアクセスできず冷や汗。Googleはそのへん厳しいのね。

追記 (2009/07/07)

2009/07/07現在、CiNiiのバージョンアップにより、検索したら普通にフィードが取得できるようになっています(もちろん詳細検索でもOK。すばらしい!)。もはやこのPipeは用済みですが、いちおう残しておきます。

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