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2008年6月のアーカイブ

東京行幸。

2008/6/27〜28に東京に行ってきました。NDLの採用試験を受けに行ったわけですが、そこはまあ、ほら、聞くな。

で。せっかくの遠出なので、ちょっと寄り道してきました。

上野の森美術館で見てきた井上雄彦氏の展覧会はものすごくよかったのだが、まあ、その感動を言葉で伝えられるわけないと思ってるので、感想は割愛。

表参道のMoMAストアでいろいろ買ってきたので、その自慢だけしときます。

ARCHIDECK New York City Playng Cards / S.Grimm 1998

ニューヨークの建築をモチーフにしたトランプ。

ただ建築物の写真を載せてるだけじゃなく、AJQKそれぞれのかたちを建築物のパーツの組み合わせでつくってるところがいい。2-10はその番号の通りにある建物なのかな?

普通のトランプだから\1000〜\1500くらいだろうと思ってレジいったら、\3150なりで、ひぃ。

Etch A Sketch Magic Screen KEYCHAIN / BASIC FUN INC.

白いダイアルを回すと銀色のスクリーン部分に絵が描けるというキーチェーン。

左のダイアルを回すと左右、右のダイアルと回すと上下に描画点が動いて、線画が描けます。たぶん、スクリーンの後ろで磁石を動かして表面の粉をどうにかしてるんじゃないかと推測。

書いた後は、何度か振ると線が消えます(ちょっと残るけど)。

\840。安い。

3D drawing pad / two create 2004

懐かしの赤青メガネと、赤青の格子が入った50シートのメモ帳のセット。

このメモ帳に黒のペンかなんかで書いて、メガネで見ると、書いたものが浮き上がって見えるというもの。

ようは赤青の格子のずれによって、メモ帳の部分が実際よりちょっと奥にあるように見えるので、書いたものがそれより手前に見えるというわけ。

シンプルだけど結構楽しい。

\1050なり。

RECORD / Achille Castiglioni 2000

腕時計買うなんて10年ぶりくらいですよ。

1993年に廃盤になったモデルの復刻版だとか。

奇をてらうではなく、シンプルで、すっきりしたフォルムが美しい。

だいぶ悩んで試着さしてもらって、コレ買いますって言ったら、生産終了品で現品限りだけどいいかといわれて、運命を感じた(笑)。

デザイナーの名前とか控えといて、もうちょっと余裕出てから買おうかとも思ってたから後悔することだった(あれ、でもオンラインショップで買えるぞ?あと、やっぱりレディースだったんだ)。

\12600なり。安いよね。

旋律から曲名を検索するWebサービス。

いわゆるクラシックの曲名というのは「交響曲1番ホ長調」などのにべもないものが多い。そのために、ふと口ずさんだメロディの曲名が思い出せずうんうん悩むというケースが多々ある。

世には「音楽テーマ事典」なんてものが出版されていて、旋律から曲名を引くことができる。普通、音名だけでなく、階名からも引けるので、絶対音感がなくても、そこそこの相対音階があれば引ける。

ただ、やっぱり図書館に行って巨大な事典を引くのはなかなかに面倒である。

2、3年前には日本の個人の方が提供してたWebサービスで、Classical Music Searchというのがあって、Javaで作られたピアノの鍵盤をクリックして音名(あるいは階名)を入力し、検索することができた。よく利用していたのだが、いつからかサービスをやめてしまったようで、なんとも不便に感じていた。

もう自分でWiki形式のを作ったろかいなとも思っていたのだが、どうもその必要はなさそうだ。

MusipediaはFlashで作られたピアノの鍵盤をクリックして曲を検索してくれるWebサービス。特徴的なのは音の長さも考慮すること。音程もリズムも合っていればヒット率が高まるし、どちらかを重視して検索することも出来る。

また、鍵盤をクリックする以外にも、旋律の音の上下(前の音から上がるか下がるか)の入力、ピアノロールでの入力、キーボードをタップしてのリズム入力(これ楽しい)と、様々な検索方法が用意されている。

検索結果には楽譜が表示され、クリックすればMIDIデータが再生される(ほかにもいろいろリンクがあるが、ちょっとうっとうしい)。

ABOUTを流し読みしたところ、メンバー登録すれば、旋律の追加・編集も可能らしい。

うーん、いい感じだ。ちょっと見た目がこなれないけど。

ちなみに、いわゆるクラシック以外の曲も検索対象として含まれているみたい(なんか検索したときにBeach boysが出てきた)だが、まだあんまり登録数は多くなさそうなので、その辺に詳しい方は是非登録して下さい。

著作権どうなってんのとちょっと思ったが、フェアユースだからOKということだろうか。楽でいいなあ。

余談だが、「Musipedia」をGoogle検索すると、オフィシャルがなんと36位(2008/6/20 13:01現在)。ブログでの言及とか、Wikipediaが上位に出てくるので、そこからたどることは出来るのだが、なんともなあ。Googleの過信はいかんなあ。

いい文章をかけるように。

なりたい。

考えをまとめるというのは、なんとも難しい。

言いたいことはいっぱいあっても、まとまったかたちになってないから、いざ文章にすると、ぐだぐだな文章になる。書いてるうちに、どんどん自分でつっこみどころや、新たな知見に気付くし。

文章でないかたちでいっぺん全部はき出してから、再構成したほうがいいのかも。

そうして出てきた矛盾した複数の論理を昇華して、1つの論にまとめあげる。

知識も思考も膨大に要るよなあ。

そのうえで、読みやすく人を惹きつける文章を書くなんて、世のブロガーたちはすごいなあ、と思う。ライター商売あがったりじゃないのか。知らんけど。

「スピリチュアル・ブーム」の示すもの。

今日のクローズアップ現代は「過熱するスピリチュアル・ブーム」だった。

乱暴に要約すると30〜40代のええ大人がオカルトに救いを求めているという内容だ。

科学リテラシー教育が浸透してないんだなあと思いつつも、なぜそうしたものに人気があるか考えてみる。

「スピリチュアル」の実態

占いだオーラだなんだと言っているが、そのサービス内容はカウンセリングに非常に近い。要は客の話を聞いてあげて、人格・行動を肯定し、その上で真っ当なアドバイスをするわけだ。(ホストやなんかもこの辺に近いんじゃなかろうか。知らんけど。)

そこで、ここでは、スピリチュアルなサービスのうちカウンセリングと呼べるものを「霊的カウンセリング」、臨床心理学・精神医学(この違いがよくわからないのだが)に基づくカウンセリングを「科学的カウンセリング」と呼んで、2つを比較しつつ考察する。

目的も手段も近い二つだが、霊的カウンセリングがすごいのは、その肯定の理由やアドバイスの根拠にオカルトが使えることにある。

「私は貴方の行動はよかったと思う」とか「これこれこういう理由で貴方は間違っていない」といわれても、「いやしかし」と自分で反論してしまうが、「このカードが貴方の行動が正しかったことを示している」とか「もうすぐ運気がよくなる」とかいわれれば、反論しようがないわけだ(そこですんなり受け入れられるかには個人差があると思うが)。

霊的カウンセリングの問題

ただ、そうしたものには、当然問題がある。悪徳とまではいかなくとも、値段設定は恣意的なものだし、当然、保険もきかない。サービス品質も玉石混淆だろう。

それに対し、精神科医によりカウンセリングはどうか。値段設定は厳密に規定されているし、保険もきく(はず)。サービス品質には当然差があるだろうが、国家資格により高い水準が確保されている(はず)。

科学的カウンセリングの問題

本来ならば、精神科医によるカウンセリングが適当な場合に、それを受けずに、霊的なカウンセリングに走ってしまっている。なぜか。

その理由として二点考える。

精神科の敷居の高さ

精神科=精神異常者(まあ、この言葉も解釈の幅が広いのだが)のいくところ。というイメージが強く、敷居が高い。なじみがない。抵抗がある。少なくとも、ちょっとした悩みを聞いてもらったり、相談する相手、とはとらえていない人がほとんどだろう。

ちょっとした悩みでも気軽に話せる「かかりつけの精神科医」という存在が、誰にでもあれば、ずいぶん状況はよくなるんじゃないだろうか。

インスタント性のなさ

これは、番組中、香山リカ氏が言及していたことだが、精神科医のカウンセリングには通常、時間がかかる。そもそもそんな簡単に解決できないことだから悩んでいるのであって、問題解決に時間がかかるのは当然だが、霊的カウンセリングでは(無根拠で受容するために)短時間での解決が可能となる場合がある。時間がかかって、自分で解決しなければならない科学的カウンセリングより、短時間で、人に解決してもらう霊的カウンセリングの方が人気なのは、当然なのかもしれない。こうした特徴を、科学的カウンセリングが部分的に取り入れる(方便として、霊的なものを説くなど)ことも考え得る。

(ちょっと、話がまとまらないので、また後日、修正・加筆します)

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